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※画像はBiND公式サイトの一部をスクリーンショットしたものです。

 

Bindismのanalyticsを見ると、「BiND8 評判」というキーワードからのアクセスが毎日あります。発売当初は大変な騒ぎだったBiND8ですので、「BiND8 評判」で検索したら99%悪口でしょう。(笑)しかも、ボロクソだと思います。発売当初は本当にひどかったです。

でも、1年くらいが経過して、バグも徐々に落ち着き、ナントカ使える状態にはなっていると思います。

使い方が大きく変更になり、ブロックエディタにおかしなところがあったり、問題を解決しないままBiND9の発売へと踏み切ったわけですが、そこは、「バグが解消した新しいバージョンとしたいがために、あえて9にしたんだろう」と良いほうに解釈し、BiND8について一度まとめて見ようと思い、この投稿を書いています。なんだかんだで、慣れてしまえば使いやすく、レスポンシブについては本当にいいと思っていますので、「BiND8 評判」で検索されたときに、1つくらいいいことが書いてるサイトがあってもいいんではないかと思い、書いています。

Good1、レスポンシブは本当によくできています。

LiVE2のレスポンシブで懲りてましたので最初は全く期待していませんでした。ところが、いい意味で驚きでした。パソコンとスマホで余白設定やカラム数、さらにCSSまで別に設定できるようになっています。これは本当によくできている印象で、よほど複雑なことをしたい場合をのぞき、たいがいはパソコン・スマホで共通のブロックで作っていけます。1年使ってきて、これは本当によくできていると思います。

Good2、インポート・エクスポートはデータのやり取りにはわかりやすい。

BiND7まではバインドのデータがどこにあるかわかりにくくて、「バインドのデータを送ってください」とお願いするときや、逆に「バインドデータを送るので読み込んでください」なんてとき、わかりにくかったです。特にデータをこちらから送ると、「まず圧縮ファイルを解凍してもらい、それをMyBiND7_Sitesフォルダの中にフォルダごと入れてください。」となるわけですが、なかなか難しい。フォルダの中身だけを入れてしまったり、解凍がわからなかったり。。。でも、BiND8は送ったzipファイルをサイトシアターのメニューで「サイトをインポート」から選ぶだけなので、データのやりとりは簡単になったと思います。

Goood3、バックアップデータを開いて編集するとき、バックアップではないデータと置き換えて開いてくれる。

これはちょっと説明が難しいのですが、サイトデータをバックアップすると、ファイル名の後に年月日時間を付与したバックアップファイルを作ってくれて、それはサイトシアターには表示されない。となっていますよね。そして、これまではバックアップファイルを指定して開くと、開くのはバックアップファイルでした。編集・変更して保存しても変更されているのはバックアップファイルのほうなので、サイトシアターに表示されている本来のデータは変わっていませんでした。それが、BiND8では、バックアップを指定して開くと本来のデータに置き換えて開いてくれるようになりました。そして、編集・変更して保存すると、本来のデータが変更になっています。「ちょっと試しにバックアップファイルを開いてみた。」というときには本来のデータがそのバックアップデータに置き換わってしまい困ると思うのですが、バックアップデータを本来のデータとしてサイトシアターに表示させるにはファイル名後の数字を削除してあげるなどの手間が必要でしたが、バックアップデータを使って編集するときには説明が難しいと感じることが多かったので、「置き換わるとわかっていながらバックアップデータを指定して開く」場合にはわかりやすく、使いやすくなったように思います。

Good4、sitemap.xmlファイルを吐き出してくれるようになった。

バインドで作ったページのリストのようなファイルをxml形式で自動的に書き出してくれるようになりました。sitemap.xmlはGoogleSearchCosoleに伝えるために必要だったりしますが、これまでは自分で作成する必要がありました。それが自動的に作成されるようになり、ページを増やしたりすると、ちゃんとsitemap.xmlも更新されます。これはちょっとしたことですが、「もっと話題になってもいいんじゃない?」と思ったりしていました。

Good5、リソースエディタでimageやcssなどのデータを管理できるようになりました。

_userdataフォルダに画像などをアップロードしたいとき、これまではFinderやエクスプローラーなどでフォルダを探して、そこにデータをコピーしてあげるなど、ちょっとわかりにくかったと思います。納品後にお客様に_userdataの扱い方をご理解いただくのがなかなか難しくて、_userdataをなるべく使わないようにしていました。
それが、BiND8からは『リソースエディタ』で操作できるようになりました。
設定に誤りがあった場合、サイトの編集ができなくなる可能性がございます。
なんて赤字で表示されるので一瞬戸惑いますが、これを使うとスクリプトで指定したい画像の管理や、cssやjsを外部ファイルとして読み込む設定にしたいときなど、使いやすくなると思います。

まだバグがある状態でBiND9の発売に踏み切ったデジステさんには若干の違和感を感じながらも、BiND9へ大いなる期待をしながらBiND8のいいところを5つ並べてみました。おそらくサイト上では文句ばっかりの評判だと思いますが、バグさえなければ結構いいソフトだと思っているのであえて褒めてみました(笑)BiND9では同じようなバグに翻弄されることがないことを祈っています。「バグがなくなり、サポートがちゃんとすれば、BiNDは絶対にいいソフトなのでBiND8のおすすめポイントも伝わったらいいな。」なんて思っています。


 

BiNDで作るホームページ制作 バインドイズム – BiNDism
https://bindism.com