結論、BiNDのWEBフォントを使いたいならBiNDのサーバーを使おう!一般的なFTPサーバーでBiNDのWebフォントを使うのはやめましょう!

BiNDのWebフォントはBiNDのサーバーと組み合わせれば軽量化(高速化)されているようで特に問題はないかもしれません。わざと4つの日本語Webフォントを指定してみましたが、それでもPage size:731.5 KBと見事です。

参考)大見出し、小見出し、本文、リードと4つの異なる日本語Webフォントを指定してBiNDのサーバーにアップロードしたサンプル
http://bindism.mars.bindcloud.jp/bindwebfont/

こんなに軽量化されるというは、自動的に使っているフォントに合わせてサブセット化のようなことをしてくれているのでしょうか?あくまで上記のサンプルページのように限られた文字(僅かな文字数)でのチェックですのでご了承ください。

それなら、と、エックスサーバーで試してみました。BiNDのWebフォントは一般的なFTPサーバーで使う時には選択できるフォントが限られます。そちら(日本語フリーフォント)から4つを選択してエックスサーバーにアップロードです。フォントこそ違いますが同じく4つのフォントを指定してBiNDのサーバーにアップロードしたときのPage sizeが731.5KBだったことを考えると大きくなることは想像できます。1MBじゃきかないようなぁ〜。5MBくらいいっちゃうのかなぁ〜。。。なんて思っていると、びっくりドンキー!Page size:23.2 MBです。

明らかにデータが大きいのがわかります。表示に時間がかかります。

参考)4つの異なるBiNDのWebフォントを指定しエックスサーバー(一般的なFTPサーバー)にアップロードしたサンプル
https://bindism.com/webfont/xserver/

高速化された環境であれば日本語のWebフォントも使える時代になったのかもしれません

BiNDupの公式サイトなどを見てもWebフォントはかなり売りにしているような感があります。実際BiNDismのお客様からもWebフォントを使いたいというご要望をいただくことはかなりあります。

BiNDのWebフォントを使うならBiNDのサーバーを使うのがいいとは最初から認識していました。また、エックスサーバー(一般的なFTPサーバー)での利用ではかなり重く(遅く)なることも確認済みでした。

でもね、でもね、でもね。

BiNDサーバーを使うリスク(デメリット)を考えるとWebフォントをどうしても使いたい(最優先事項)ならそうするしかないかもしれませんが、それでもおすすめできないです。

サポートがフォームからの問い合わせのみという時点でサーバー利用はやばいです。なぜかわからないがホームページが表示されなくなった時、フォームから問い合わせで数日後に回答が来て「うんっっ、そんなことを聞いているんじゃないんだけど。。。」ではダメでしょ。大企業のサイトや人気ブログでなければ数日アクセスできなかったとしても実害はないのかもしれません。でも、検索から見に来てくれた人がいたとしたら表示されなかったかもしれません。

BiNDismはエックスサーバーを利用していますが、以前はお名前comの共用SDサーバーを使っていました。その時にサーバーのサポートで電話での対応が見事だったのを今でも好印象で覚えています。
参考)お名前.com 共用サーバーSDのサポートが素晴しかった件

サーバーでサポートの大切さを痛感したことはこれまででこの1回かもしれません。「数年に一度位のことなら別によくない」と思われる方はそれでもいいのかもしれません。それよりもWebフォントが優先であればBINDサーバーを使うと表示が高速化(他のサーバーで使うよりも高速という意味)されるのでいいかもしれません。

でも、サーバーの管理画面の使いやすさや、常時SSL化でもリダイレクト設定でもWordPressのインストールでもメールアドレスの作成でも何しろ簡単です。実際BiNDを使って制作などをやっている人(業者)でエックスサーバーを使っている人(業者)は多いです。もしかしたらお客様にはBiNDサーバーを勧めておいて自分はちゃっかりエックスサーバーを使っているかもしれません。以下のサイトでURLを入れて検索するとどこのサーバーを使っているかわかりますので、調べてみてください。

参考)DomainTools
http://whois.domaintools.com/

日本語のWebフォントが数百KBくらいで使える時代

BiNDの日本語Webフォントは種類がいっぱいあって嬉しくなってしまうかもしれません。それが使いたくてBiNDを購入した人だっているかもしれません。

GoogleのWebフォントが正式に日本語のWebフォントをサポートし始めました。また、エックスサーバーも日本語Webフォントを用意しています。BiNDのサーバーだけに限らずサーバーとして用意しているwebフォントは高速化されて利用できそうなので、エックスサーバーが用意しているWebフォントを利用するという選択肢もあります。

Googleの日本語WebフォントとエックスサーバーのWebフォントについては別に検証レポートをしますが、環境さえちゃんと選べば日本語のWebフォントがそれほど待つこともなく使える時代になっているようです。ページの容量がSEOにも影響するといわれている昨今、画像でもWEBフォントでもサイズを無視して使うのは絶対によくないです。

BINDの日本語Webフォントが絶対条件ならBiNDサーバーのデメリットを理解したうえでBiNDサーバーを利用するしかないでしょう。Googleの日本語Webフォントやエックスサーバーが提供する日本語Weフォントで良さそうであればそちらの利用を考えるということでいかがでしょう。

トップページのサイズは平均2.43MBという記事もあります。また、容量「10MB以上」のWebページを、Googleはクロールしないという記事もあります。BiNDは読み込むデータがもともといっぱいあるため2.43MBで抑えるのは至難の技だと思いますが(BiNDismのトップページは2.2MBに納めています。2019.10.22現在)、Webフォントに限らずBiNDユーザーはページサイズをもっと気にしたほうがいい!と思います。


BiNDで作るホームページ制作 バインドイズム – BiNDism
https://bindism.com