クリニックホームページ制作

トップページのレイアウトとページ構成例

トップページは、「閲覧者が見たいと思っている」と考える情報を見つけやすいようにレイアウトしてあげることが重要です。そして、クリニック側がアピールしたい項目などに優劣をつけて、誘導したい項目を目立つ位置に大きめにレイアウトするなどしながら組み立てていくと思います。
 
ターミナル駅のクリニックなのか住宅街最寄りの駅なのか、または地域密着の街のかかりつけ医なのか専門とする科目の診療に遠方からも来院するような専門性が売りなのかなど、クリニックの特性によって異なる要素になってきます。

1. 診療時間の表

クリニック系のホームページで必ずと言っていいくらい見るのが、下のような表ではないでしょうか。
ぱっと見で、午前・午後の受付時間が何時なのか?自分が行きたい曜日の午前・午後はやっているのか?がわかるようになっています。文章を読ませるのではなく、表にしてあることで分かりやすくなっています。この見せ方の表はないホームページを探すほうが大変なくらい当たり前のような存在ですので、この表がトップページなどにないと「このクリニックのホームページわかりにくい」と思われてしますかもしれません。
以下は、BlockDesignの診療時間表「medicalhours_005」です。

受付時間
9:30-11:30
15:00-18:30

2. 休診日が色付けされていてひと目でわかるカレンダー

毎週決まった曜日が休診で、それ以外の休診はほとんどないような場合であれば、稀な臨時休診はBiND Pressのお知らせや、instagramやLINE公式アカウントで伝えるということで十分かもしれません。
ただ、先生が学会などで割りと頻繁に臨時休診があったりする時には、ぱっと見でわかりやすいカレンダーを分かりやすく掲載しておくといいと思います。
以下は、BlockDesignのカレンダー「calender_002」です。

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10月

休診  午後休診  臨時休診

クリニックによって異なると思いますが、あったほうがいいケースの方が多いのではないかと思うカレンダーは、BiNDupの表(テーブル)パーツに用意されているから作ると非常に扱いにくいものになってしまいます。
th、tdタグは極力シンプルなテーブルで罫線や余白などは同じブロックにカスタムタグで入れてあるCSSで調整するように、BlockDesignでカレンダーを作りました。2024年(2023年の残りも含む)の全月があらかじめ作ってありますので、後はテーブルエディタで休診日の色だけつければ使えます。

3. クリニックホームページのページ構成例

クリニックの場所や規模、専門性などによりホームページのページ構成は異なると思います。検索時に「解決し(直し)たい症状をワードとして使う」ことを考慮すると、なるべく診療科目はページを細分化したいところですが、以下に構成例を考えてみました。

街のかかりつけ医

風邪や腹痛、頭痛などの症状の診察から火傷、打撲などの処置など幅広く対応していることを診療案内で伝え、クリニックの様子や医師の人柄が伝わるような写真で構成。

  1. トップページ
  2. クリニックについて
  3. 初めての方へ
  4. 医師紹介・ご挨拶
  5. 診療案内
  6. よくあるご質問
  7. アクセス
  8. お問い合わせ

専門科目が「アレルギー科」の

医師の専門が「アレルギー科」で、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症など、患者さんごとの最善の治療法を一緒に見つけていく「アレルギーのかかりつけ」の役割をメインに構成。

  1. トップページ
  2. クリニックについて
  3. 初めての方へ
  4. 医師紹介・ご挨拶
  5. 診療案内
  6. ー 気管支喘息
  7. ー アレルギー性鼻炎
  8. ー 花粉症
  9. よくあるご質問
  10. アクセス
  11. お問い合わせ
  12. 採用情報
  13. WordPressのブログ

医師の人柄やクリニックの様子を伝えたいのか、専門科目での集患を目的とするのかで構成は変わってきます。専門科目についてはなるべくページを作りタイトルタグやディスクリプション、見出しなどの対策を行いましょう。また、WordPressのブログで診療科目ごとにカテゴリーを分けて、科目ごとのページで自動表示させたり、科目ごとによくあるご質問をページ下部に入れておくなどは効果的だと思います。