クリニックのホームページをBiNDupで作成する

BiNDismでこれまでにクリニック系のホームページはいくつも作らせていただきました。超都心駅近の歯科医や富裕層を対象とした高級クリニックから、地域密着の眼科や小児科、その専門性からか各地から来院する地方の皮膚科など、多くのご縁をいただいてきました。クリニック系はBiNDismにいただくご依頼の中でも多いカテゴリーだと思います。

あまりに高額なクリニック系ホームページ制作会社にびっくり!

あまりに高額なクリニック系ホームページ制作会社にびっくり!
ご依頼いただいて調べたり、ご依頼頂いたクリニックの先生の話をお聞きしていると、クリニック系(後に歯科医の先生からも同様のお話を聞いているので歯科医なども含めてだと思います)のホームページ制作は一声300万円〜みたいかところがあるみたいなんですよね。

なんとなくお金がありそうなイメージ(実際あるんだと思いますが)なので、そのくらいでも「うん、いんじゃない。後はいい感じでよろしく!」のように成立してきたんですかねぇ。当初はびっくりしました。

BiNDismでBiND専門のホームページ制作を始める前は、普通にDreamWeaverで作る請負もしていました。その頃はある程度のボリュームのサイトであれば、制作を依頼したら100万円近くなるようなことは普通にあったと記憶しています。でもその頃は、photoshopでデザインを作りそれを元にDreamWeaverでコーディングしていき、さらにFLASHでメインビジュアルを作ったり、手間・工数がかかっていたこともまた事実で、ある程度の金額がかかるのはやむを得ない時代だったと思います。

そうだとしてもあまりに高額な相場感に驚き、この金額でも普通に依頼をするというのが現実でした。

そして数年が経ち、BiND(当時はまだBiNDで、BiNDupではなかった)と出会い、使えると感じるまで時がすぎると、『もう、ホームページ制作に100万円とか払う時代じゃない!』と本気で思いました。BiNDなら全工程を1人でできるので人件費を圧倒的に下げられるし、工数も極端に少なくできるので制作を依頼として請けても20万円とかで十分可能だと思ったものでした。

そうこうして何年も経過した今でも、同じようなお話を先生からお聞きすることは全然あります。

クリニック系専門としてポータルサイトを持つなど特化したサービス

クリニック系専門として特化した独自のサービスがあるような制作会社なら全然いいと思います。

ドメインパワーが強い特化したポータルサイトを運営していて、掲載されることでSEOに強い効果があるようなものだったり、専門としているからこそのノウハウがあり、あそこで作ってもらうとアクセス数やコンバージョン数が圧倒機に違うよ。みたいなことであれば、それを加味した当然の金額ということになるんだと思います。

でも、そうじゃないところもあったり、そう考えない先生もいらっしゃることから、BiNDismにご相談いただけるケースもあるんだと思います。

1年くらい前に、ご縁のあった先生とのお話の中で、「開業したクリニックの廃業率って知ってます?」とご質問をいただきました。当然知りませんでしたが、それが「0.5%もない」と聞いて驚きました。よほどの失敗をしないかぎり200件に1件しか廃業にならないと。「最初の場所選びで大失敗さえしていなければ、ちゃんとやっていれば廃業になるリスクって人手不足くらいしかないと思います。」のようなお話を聞いて、思いました。

それなのに、ホームページに300万円とか出す必要あるの?と。

BiNDismにご依頼いただいたケースで開院時の採用も順調に!

とある地方都市(いわゆる大都会ではない)に開院するためにということで、開院の1年近く前からご相談をいただけるというケースがありました。開院前はバタバタになり大型の専門機器の搬入などもかさなりホームページどころではなくなるという現実はこれまで何度か経験していたので、1年近くあるというご判断に素晴らしいと思いました。

そして、その先生のお考えは「廃業率などを考えても、何百万円もかけてホームページを作る必用性がわからない」という感じでした。ご依頼ということで順調に進むなかで、何百万円からいきなり20万円もしないということになったので、先生も戸惑ったかもしれません。『デザイナーに依頼してデザインを作ってもらってから依頼したほうがいいですか?』のようなご質問をいただきました。BiNDismはデザイナーがついて提案を何パターンも作るようなサービスではないので、デザイン、BiNDupで表現できるレベルが不安だったんだと思います。

「こんな感じのサイトにしたい」というご要望をお聞きして、まずはたたき台としてBiNDupで表現できる範囲のご提案を作ってみます。となりました。そして、たたき台を確認していただいたら、『このレベルまでできるならデザイナーに頼まないでいいや』と言っていただきました。そして、そのまま公式サイトの制作を進めていきますが、多忙の中内容を考えたり、文章案を作ったりの時間を取るのが難しく、トントン拍子で進んでいくとはなりません。それがわかっていたから1年近く前から行動されたんだと思います。

ドメインをすぐに取得してブログだけ先行で始めましょうと提案

新規開院だから当然ドメインもそれにあわせて新規取得です。取得したばかりの若いドメインではGoogleにインデックスしてもらうのもすぐにとはならないでしょうし、いきなり上位表示はまぁ無理です。そこでご提案したのが「まずは、ドメインを取得してサーバーを申込、ブログだけ先行して公開しましょう!」でした。数ヶ月ブログに投稿をしていただくことで、開院の時にはすでにGoogleにインデックスされている状態を作りたいと考えました。

先生もお忙しいなか少しづつでも投稿を続けていただきました。そして、開院前にはインデックスされている状況を作れて、開院時のスタッフ募集もホームページに掲載してあっという間に決まりました。工事中の現場でクリニックができることが近隣に認識されているなどもあるので、当然ホームページだけの効果ではありませんが、何名ものご応募をいただき無事決まりました。とのご報告を当時いただけたのを覚えています。

BiNDupで作るホームページでも、ちゃんとページ構成を検討して、地域の競合になりそうなクリニックのホームページを調査しながら作っていけば、ホームページとして立派に役割をはたします。クリニックを探して検索している人は、何百万円もかけておしゃれなホームページを求めてなんていません。知りたい情報が分かりやすく掲載されていて、良さそうな感じの先生の挨拶や写真で安心できるなどのほうが重要じゃないかとつくづく思いました。

Googleビジネスプロフィールにしっかりと取り組んだほうがいい

公式サイトに100万単位での出費をするよりも、クリニック系ではGoogleビジネスプロフィールへの対応の方が重要なんじゃないかと思ったりしています。もちろん、公式サイトも必須だと思います。クリニックの様子や医師の紹介、診察時間や休診日、利用可能な支払い方法を知っていただくことの最低限必用ですし、WEB予約などの機能も最近ではあるのが当たり前のようになってきています。

これはクリニックに限らないことですが、サイトの作成をご依頼いただいた時、多くのケースでGoogleマップを埋め込みアクセスのページを作ると思います。クリニックなどでは全ページのフッターに診療日表などとともに地図を表示することも多いと思います。

そんなGoogleマップを埋め込む時、地図の左上に吹き出しが表示されると思います。そして、その吹き出しには「拡大地図を表示」というGoogleマップへのリンクと、「00件のクチコミ」というGoogleのクチコミへのリンクも表示されます。このクチコミがあまり好ましくない時、クチコミへのリンクを表示したくないため『この地図の左に表示される吹き出しを表示しないようにしてほしい』というご要望をいただくことがたまにあります。CSSで表示しないようにすることで対応はしますが、本当はよくないクチコミをそのままにしてリンクを表示させないよりも、Googleビジネスプロフィールにしっかりと登録して、クチコミにもちゃんと対応していく方向で対応したほうがいいと思います。

公式サイトで埋め込んでいる地図では吹き出しを表示しないようにはできても、スマホから検索するのが当たり前の時代に、SNSやGoogleマップから検索される人も増えていて、公式サイトだけ対応してもどうにもなりません。

もちろん、理不尽なクチコミがいっぱいあったりするんだとも思います。でも無視して済む話ではないでしょうし、公式サイトに何百万もかけてオシャレに作ったとしても、患者さんはGoogleマップから検索していてクチコミを読んで「ここはなし!」と判断されてしまっているかもしれません。

クリニックのホームページを検討される先生の参考になればと思い

クリニックのホームページを検討される先生の参考になればと思い
クリニック系のホームページのご相談をいただく時、「診療案内を1ページでざっと紹介して…」のように言われることが少なくありません。街にいくつもないクリニックで休診日や診察時間、場所や支払い方法などだけわかればいいということであればそのような構成で6ページでまとめましたでもいいのかもしれません。

ただ、実際には「咳で眠れない 地域名」のように、困っている症状で検索されたり、「眼科 地域名」のように検索されたりしているんではないでしょうか。そうすると、SEO的に考えると症状(診察科目)別にページを分けて、titleタグやディスクリプションにワードを入れて対策したいと考えます。
そうすると、結果として作成するページが増えることになり、結果として見積額が増えていくことになります。「金額をあげるために意図的にページ増やしてるでしょ」のように思われてしまうかもしれません。

「そうじゃないんですよ。SEOを考えるとその方がいいかなという提案なんですよ。」ということで、クリニックのホームページを作るという時に参考になればと思い、

患者さんはどうや患者さんはどうやってクリニックを探しているのか?
クリニックのホームページはどんなページが必用か?
トップページのレイアウトとページ構成例
について、まとめてみました。

クリニックホームページ制作

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